Modify
ヘッドライト HID化&リレー回路化
 
 ディフェンダーはヘッドライトが暗い。 ディフェンダー乗りは皆そういう。 

更にREEのヘッドライトは中が何でか曇っている。そこでヘッドライトをモディファイしたい。

どうせならHIDとずっと思ってた。ということでH4 HIGH/LOWのキットを色々と調べてみた。

HIGH/LOWの切り替えをソレノイドモーターで物理的に放電管を移動させる物が主流。

LOWはHID、HIGHはハロゲンというツワモノもあるが、

バルブにHIGH/LOWの放電管が一緒に入っているものを選んでみた。

色温度に関しては7種類選択できる。ずば抜けた白さが魅力で、爆発的に人気を博しているHIDだが

みんなと同じを好まないへそ曲がりREEは昔からイエロー派。   イエローを選択。(※注意
 

   
   
クルーズ
 HID H4 Hi/Lo切換システム “Type-S”HID。
 
ついでなので、ヘッドライト筐体もマルチリフレクターのものに交換。

 IPF HL-41(ポジションランプ付)

 
 
クルーズHID H4 Hi/Lo切換システム “Type-S”HID

(現在取り扱いありません。H4 Hi/Lo HIDキットは”スライドタイプのみ2016.3現在)
 

キットにはこんなモノが入ってます
 
 
 灯体はプラスチックのケースで保護されている。

コネクターは防水コネクターになってる。

まじめな造りだ。こういうまじめなところで

製品に対する信頼が増す。
 

 
 灯体はこの様になっている。

色温度はイエロー(※注意)。

REEは昔からイエローバルブ派。イエローバルブは

障害物を認識するのにもっとも適した照射光。

雨・雪・霧などの悪条件下でも優れた視認性を発揮する。
 

 
 灯体の中は、

スライド式の1つの放電管ではなくHIGHとLOWの

放電管が一つずつ前後にずれて一緒に

内蔵されていて、かなり精密な感じ。

 
 
 左がバラスト、

右の長四角はスターター。

エンジンルームでも安心の完全防水仕様。

これは放電管1つにつき一つずつ必要。

バラスト自体は薄型小型だが結局左右で

4個必要になるのでスペース的な事は

スタンダードタイプとあまり変わらない。

  
配線。

車両側のコネクターの極性にあわせて

結線出来るようになっている。

こちらも防水コネクター。

ただし、ヘッドライトの

コネクター側は防水ではない。

  
 取り付け金具。

バラストを2個ずつセットにして取り付ける為にこの金具が2セット。

緑のシートはスターターをエンジンルー内に取り付ける為の強力粘着シート。

更にヘッドライトの裏側のカバーは24mmの穴をあけなければならないので、

このホールソーが付属されている。買えば2〜3000円はするもので、

一度しか使わないかもしれないツールを付属してくれるのはとても親切。

  

 
※注意イエローバルブについて(自動車技術総合機構審査事務規定より抜粋)
 

現時点ではヘッドライトは白色と決められているが、従前規定により認められる車両がある。
  

   閣議において決定された、「道路運送車両法及び自動車検査独立行政法人法の一部を改正する法律」 を受け、平成28年4月に

「独立行政法人自動車技術総合機構(NALTEC)」が設立された。そのNALTECのサイトの公開情報で審査事務規定が公開されている。

https://www.naltec.go.jp/publication/regulation/shinsajimukitei.html

 
   
   審査事務規定 (平成28年10月28日 規定第70号)  第7章及び第8章 走行用前照灯

8-62-2-2 視認等による審査  の中で 走行用前照灯の灯光の色は、白色であること。  と定められている。

イエローバルブは実質禁止となっている。しかし「従前規定の適用」というのがあり、製造された年月日によっていくつかに分類される。

REEの車両は2004年(平成16年)11月14日製造なので、7-62-4 適用関係の整理  の中で定める

平成 17 年 12 月 31 日以前に製作された自動車については、7-62-8(従前規定の適用C)の規定を適用する。

7-62-8 従前規定の適用C      7-62-8-2 性能要件  走行用前照灯の灯光の色は、白色又は淡黄色であり、その全てが同一であること

が適用され、イエローバルブを装着しても可なのである。

 
 
  
装着行程(IPFマルチリフレクターヘッドライト&HID)
 
  
 ヘッドライト裏のゴムカバーにφ24mmの穴をあける。

IPFのヘッドライトのカバーは立体形状な為、

アートカッターを使って切り取った。この方が簡単で作業も早かった。

ヘッドライト本体の外し方

 ヘッドライトサラウンドパネルを外し、ヘッドライト本体を外す。

黄色矢印のネジだけ外す。水色矢印のネジは光軸調整用で引っ掛けてあるだけなので、

ヘッドライト本体を時計方向に回せばヘッドライト本体が外れる。
 


  
   
   
 純正ヘッドライトの固定リングを外す。ピンク矢印をゆるめると金具が外れる。IPFマルチリフレクターヘッドライトへ固定リングを移植し、

金具を純正と同じ突起部分に取り付けネジ留めする。 IPFマルチリフレクターヘッドライト付属のハロゲンバルブを外し、クルーズHIDバルブを装着し、

ゴムカバーを取り付け、φ24mmの穴に配線に付いているゴムの溝を合わせてはめ込む。

 
  
リレーで電圧安定+ライトスイッチ保護
 

ディフェンダーのライトスイッチの焼損故障がとても多く、

予備として常備している人もいるほど。
 

 
 今回のHIDキットは元々はリレーが組まれておらず、

電圧安定用にリレーキットが別売りとしてある。

丁度近いうちにリレー化しようと思っていたので

今回リレーキットも一緒に組む事にした。 

リレーキットにはコネクターからバッテリーまで

2mのものと4mのものがあるが、ディフェンダーの

バッテリーは手席下に有るために、4mをチョイスした。

すぐれもの!コルゲートチューブ用挿入工具
 
 車両の配線は、場所を問わず熱対策、振動による被覆保護のために、

コルゲートチューブ(スリットチューブ)などで保護するのが鉄則。

このコルゲートチューブは難燃性のポリプロピレン製で対薬品性と

絶縁性に優れている。 

このチューブのスリットから配線を埋め込む作業は、

やったことある人ならわかると思うが手が痛くなり結構難儀する。

そこでこんなすぐれものがある。

 
工具店STRAGHTで購入。φ8mm〜10mmのコルゲートチューブに対応。値段はたったの180円。
     
 
通す配線を挟み、尖った部分をコルゲートチューブのスリットに挟んで滑らすだけで、

配線がスイスイ入っていく。

 
 こんなに簡単に配線をコルゲートチューブに挿入できて、たったの180円。

造りは確かに簡単なものだが

この工具のコストパフォーマンスは超絶高い!

 
バラスト&リレー 取り付け
 
 バラストの取り付けは、左右のフェンダーパネルとタイヤハウスをつなぐ

ステーにドリルで穴をあけ、M6のブラインドナットを取り付けた。

リレーはフェンダーパネルに既設の穴を利用してM6のブラインドナットを

取り付けて、それぞれにスプリングワッシャーとワッシャーでネジ留めする。

 スターター部分は付属の強力両面テープにてタイヤハウスを

無水エタノールで脱脂したうえで固定。 

 
配線経路
 
 大まかな配線経路 黄色○はバラスト、黄色線は配線、ピンク○はリレー、ピンク線は左右それぞれの配線
  
熱害の有りそうな所や、駆動部分は避け、要所要所でタイラップにて固定。
  
 バラストからヘッドライトまでの配線コネクト部分は大体タイヤハウス上でコネクティングしてヘッドライトまで。

 リレーからバッテリーまでは左用バラストまで大体同じ経路で、その後エンジンルームから車両下外へ。

そのまま車両下の外を通すのだが、マフラーや駆動部分を避け、ラダーフレーム沿いに助手席下の

バッテリーボックスの外から内へ、バッテリーボックスの空きグロメットを利用して配線を引き込む。

4mという長さは最初長すぎるとも思ったが、丁度よかった。

 
装着完了
 
  完了。

マルチリフレクターはキラキラと見た目とても綺麗。

スモール点灯中はポジションランプがヘッドライト内全体で薄ーく光る。

ポジションランプはタングステンのため、HIDと比較するとアンバー。

純正ヘッドライトだと、もう少し前目に装着されていたが

このヘッドライトだと少し奥目になった感じがする。

 
 
光軸調整
 
   
    
壁まで約10m。光軸は上下方向は問題なさそうだが、左右方向はもしかすると要調整か。

マルチリフレクターはカットオフがシャープなのではとイメージしていたが、意外にナローな感じ。

写真だと分かり難いが、右の白い倉庫の上部分に若干明かりの漏れも感じる。

 
 
 
夜になって点灯チェック
 
 
 点灯直後は明るさと色温度が安定せず、左の様なグリーン寄りの色。

程なく安定し実用上問題ないのだが、安定するまで点灯から6〜7秒程。

んー、少し安定するまでの時間は長いと言えるか。

ただし最初に点灯した時だけで、信号待ちくらいの時間消灯して、

次に点灯した時は即座に安定した明るさと色温度になるので

全くもって問題はないが。
 

 

HIGH&LOWビーム
 
  さすがHID。とにかく明るい。 
 
   
 
  色はイエローだが、手前下部はバルブのコーティングが無いのか、

素通しで色温度が高く明るい。これが返って効果があり、

遠近共に視認性が抜群。夜のドライブが楽しくなる。
 

  ホームページによると、ハイビームはもっとも明るい素通しで、色温度は

4300Kに設定とあるが、実際は意外に黄色かった。明るさも充分で申し分なし。

 
   
 クルーズHID H4 Hi/Lo切換システム “Type-S”HID
  (現在取り扱いありません。H4 Hi/Lo HIDキットは”スライドタイプのみ 2016.11現在)

クルーズ http://www.heartnet.info/car/html/hid_top.php

防水コネクターや完全防水のバラストなど、作りが非常にまじめで、信頼性が高い気がした。部品単位で購入も出来るために故障したときなども安心。

基本的キットならカプラーオンで取り付けできる為に(REEはオプションのリレーを組んだ)車いじり初心者でも、簡単に取り付け出来る所も○。

しかし、取扱説明書がいまいちで、誤植があったり肝心の配線に関しての説明が不十分であったりと、ちょっと残念。

せっかく信頼性の高そうな商品なのに、このような所は大切にしてほしいものだ。 ただ、商品としては文句なしに良い物だと感じる。
  

 

  
電装品をいじるときには、必ずバッテリーのマイナス端子を外しましょう。マイナス端子を外すとTd5の場合トリップメーターがリセットされてしまいます。(オドメーターはリセットされません) 

満タン法で燃費を量っている方はその回はあきらめましょう。

その他オーディオ関係のメモリーも消失する可能性があります。シガープラグタイプや端子接続タイプでメモリーを保護する製品もあります。

興味のある方は調べてください。また、バッテリー端子を外す時はオープンエンドのレンチを使います。万が一ショートした時にすぐに外れて事故を最小限に留めるためです。
 

  
この記事を参考にした事による、如何なる事故や損害など当方では一切責任を負いかねます。自己責任でお願いします。

 
  
 
Copyright(c)2004 REE All rights reserved