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ウォッシャーノズル  ワイパーアームへ移設
 
 冬支度のページで雪用ワイパーの状態でウォッシャーを噴射すると、

ワイパーの高さが高いためにブレード部に直撃して、窓に直接かからない不具合がある事を書いた。 

その解決策が今回の「ワイパーアームへのウォッシャーノズル移設」である。
 

 
ワイパーアームへ移設検討
 
  REEがその昔乗っていた、いすゞのピアッツァという車は、ワイパーがワンアームで、効率よくウォッシャー液がフロントウインドウに行き渡るように

ウォッシャーノズルがワイパーアームに内蔵されていた。 ワイパーの動作と同期して無駄なくフロントウインドウにウォッシャー液がかかり

とても合理的でどうして他の車が採用しないのか未だに不思議に思う。そこで、どうにかワイパーアームからウォッシャーを噴射する方法がないかと

色々とネットで調べたところ、ワイパーアーム自体がそのようになっている製品を見つけた。が、車種専用設計で当然ディフェンダー用なんて無い。

次に見つけたのが、いすゞのトラック部品を流用している個人の方がいらした。そのページに書かれていた部品番号から、

いすゞの部品サービスで取り寄せようとしたが、該当が無いと言われて断念。

 
  
そんな時見つけたのがこの製品  「HRSオリジナルワイパーウォッシャーノズルキット」 

ワイパーアームに本体を取り付け、既存のウォッシャーホースから分岐するシステム。

このキットは 「HRS」 と言うショップで取り扱っている。

HRSはREEがよく行く工具店 「FACTRY GEAR」 と併設している

(こちらの「FACTORY GEAR 」は移転)

レーシングマシンなどのファクトリーショップである。

  
 
--------取り付け作業--------
 
ワイパーアーム外し
 
まずワイパーアームを外す。

カバーは写真のようにカパッと手で開きナット(13mm)を外す。

そのまま力ずくで引っ張るも、ガタガタやるも、全然外れる気配なし。

それどころか、なんか壊れそう。。 

「専用工具は神」 ワイパーアームリムーバなる物を買ってしまった。

それほど高額ではないが、これきりで一生使わないかも。。。

でも、すんなりと外れたから、なんだかスッキリ!

  
穴あけ
 
 
 ワイパーアームに本体を取り付けるための穴を各2カ所あける。

位置は現物をあてがってマーキングした。ブツを確実に固定する!

これ安全と正確さの為には必須!穴あけに使用する刃はφ2.5mm。 

そして、鉄鋼にドリルする前には絶対必要な作業、センターパンチ。

後で微調整は利かないのでじっくりと正確にパンチングする。

切削油を垂らしドリルの刃先をパンチ跡にあてがって、

最初はゆっくり目に回転させ、ある程度したら高回転にする。

ボール盤があれば確実だが、無い場合は垂直を意識して頑張る。 

 
このパンチングが全てを決めると言っても過言ではない!

正確で安全な作業はブツの固定にあり。

そして垂直を意識せよ!

      
タップ切り
 
上であけた穴にφ3mmのタップを刻む。

これも切削油をさした方が綺麗に切れる。 

最初はほんの少しだけ力を加えてタップの刃を加工物にかみ込ませる。

少しだけかみ込んだら穴の垂直を意識しながら回転させていく。

タップビットが貫通したらゆっくりと逆回転させる。

 
  
この写真の様に曲がらないように充分注意する。
  
じっくり慎重にやるに越したことはないのだ。
 
取り付け部にネジロック剤
 
 
 ネジ穴にロックタイト242をさして、本体を取り付ける。

ロックタイト242は中強度のネジロック剤。

強強度のにするとネジが折れてしまう程ホントにとれなくなるらしい。

乾いてしまう前に、取り付けを行う。

意外にサラサラの液体で、すぐに乾くことはないので焦らず大丈夫。

それでも10分ほどで硬化をはじめ、1〜2時間で実用強度になるので注意。

  
ホース取り回し
 
ダッシュボード上部を外す
 
 

1.上のデフロスター吹き出し口パネル左右それぞれの2本のビスを外しパネルを両方外す。(POZ#2)

2.ダッシュボード上部の大きめのビスを3本外す。(POZ#3)

3.助手席側の三角になっているグリップを外す。

  Landroverマークをマイナスドライバー等で外すとあるビス1本を外す。(POZ#2)

4.運転席側の端っこ上部のビス1本と側面に2本あるビスの内 上のビスを外す。(POZ#2)

5.それとダッシュボードの下部に見えているビス2本を外す。(POZ#2)


メーターパネルも外さないと、ダッシュボードが外れない

1.メーターパネルの側面上側のビスを左右1本ずつ外す。(POZ#2)

2.メーターパネル下部のビスを左右1本ずつ外す。(POZ#2)

3.ステアリング側に引けばメーターパネルが外る。

これでダッシュボード最上部を左に引き、手前に引くと取り除く事が出来る。

 
     
 

元々のウォッシャーホースは左上写真の指の指し示す辺りに有る。

このホースを程良きところでブチッと切って2分岐を取り付ける。

この2分岐は追加メーター用の φ4←→φ4←→φ4

 
    
   ワイパーアームからのホースをどこからダッシュボード内に引き込むか。 

元のホースがボンネット内だと普通の車なら問題無さそうだけど

このワイパーの位置からしてダッシュボード内だったのは幸運だった。

もし、ボンネット内だとどうやって引き込むか逆に悩んだだろう。 

左の写真のゴムのメクラ蓋を使わない手はない。

このメクラ蓋は左ハンドル仕様の時のワイパーを取り付け位置。 

ワイパーからちょっと離れているが、ココからダッシュボード内へ引込む。

 
    
 
 ゴムのメクラ蓋を一度外して(左)、

真ん中の凸部分をくり抜いて

5mmくらいの穴をあける(右)。

  
手持ちのφ5mm穴グロメット(右)。

これと組み合わせるのを

思いついた時は自分、天才と思った。

  
このグロメットを メクラ蓋の

くり抜いた所に グイッと押し込む

これだけでも雨水など浸み込まなそう。

やばそうならシール剤注入すればよし。

  
ワイパーから離れた所から引き込むので

付属のホースでは長さが足りず、

お魚の水槽に使うホースを使用

φ4←→φ4 の継ぎ手で延長。

   
 付属のクリップをワイパーアームにパチンと取り付け。これがピッタリサイズだった。

そしてワイパーの動作とアームを立ち上げた時に負担が掛からない様に注意しながら、

アーム裏のスプリングにタイラップで2カ所留める。

ちなみにタイラップって紫外線の耐候性が極端に悪いのでなるべく天日にあたらない方がいい。

グロメットまでは昔使わずに取って置いたカーテレビアンテナ線用のガイドレールを使用。

ホースの径とこれまた感動的にピッタリサイズ。やっぱね、何でも捨てちゃいけないんですね。

外見違和感なし!!

      
ダッシュボード内配管
 
  
ダッシュボード内へはこんな感じで出てくる。

この写真は運転席側。

助手席側は見えにくいので割愛。

  
2分岐に配管して。

しかし、ホースも長くなっちゃったし

2分岐してるし、水圧は大丈夫なんだろうか。。

  
 もしもの為に、いつでもすぐに戻せるように

元々のノズルへいくホースには

継ぎ手を付けておいた。

   
完成!!
 
  
ウォッシャーのノズルは各2か所ある。待ち針で吹き出し方向を調整して。 

ワイパーと一緒に動くので、窓全面にくまなく噴射されるのでとてもよい! 心配していた水圧も十分だった。

  
要経過観察結果
 
  
前面のホースの半分むき出し状態が心配ではあったが、もう10年以上この状態でトラブルがない。

真冬に豪雪地帯に行ってもウォッシャー液が凍ってしまうこともなく(通年アンチフリーズの液を使用している)

付属のホースも10年以上経過しているにも関わらず劣化はみられず。 ダッシュボード内は水槽用のホースを使用しているがこちらも問題なし。

   
 
この記事を参考にした事による、如何なる事故や損害など当方では一切責任を負いかねます。自己責任でお願いします。

 
  
 
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