Maintenance

ドアストライカー交換 & 調整 
ドアの閉まり悪くなったりしてませんか?
   
ドアの閉まりが悪くなった。 最初、助手席側のリアドアで、そのうち助手席のドアも。 調べてみると、ストライカーの樹脂部分が破損していた。

本国イギリスでは強度対策品も出ているくらい、ディフェンダーではポピュラーな症状のよう。このページでは、ストライカーの交換と調整を紹介する。
   

 
ストライカーってどれ?
 
 ←ストライカーとは、この部分のこと。 

 この樹脂の部分が弱いようで、亀裂が入ったりバッチリ割れてしまったりする。

早速、イギリスの 「PADDOCK」 より部品を取り寄せることにした。

この部品は全ドア共通なので、頻繁に使うドアのところがこうなったら、

部品が届くまでの間は使用頻度の少ないドアストライカーととりあえず交換しておける。
 

 
純正同等品 と 強度対策品

                                                                            
 上はサードパーティの純正同等品 1個 £2.82(約400円)

LR純正だと 1個 £8.5(約1200円) 純正品は3倍の値がする。

ちなみに 純正品のパーツナンバーは MUC8526               

そして下が強度対策品 X-Trouser door striker 1個 £13.63(約1950円) 

 
X-Trouser door strikerは、ラッチ部分が樹脂ではなく、金属でできている。

この製品の説明によると、樹脂が破損する原因はシートベルトを挟み込むことだとある。

確かに2度ほど挟み込んだことがあるが、それだけが破損の要因ではないと思う。

今回、樹脂部分破損が2個あり、他の2個も樹脂部分が痩せて劣化がみられたので

運転席と助手席は強度対策品にし、後ろのドアは樹脂製にすることにした。

                      (金額は2017年1月現在) 

 
ストライカー部位の部品構成

  
  構成部品は左から、 

・ストライカー金具 ・樹脂製スペーサーとボルト ・金属製のシムプレート ・ナットプレート

金属製のシムプレートは、ストライカーの高さ微調整用と思われ、入っていない所もある。

ナットプレートは撮影用に取り外したが、取り外さないで作業する方法を後程説明する。

 
ボルトを2本一度に外さない

  
   交換作業をするにあたり、ボルトを2本とも外すとボディ内側にナットプレートが落下してしまう。

フロントのドアは左の写真にあるように、フロントとリアのドア間のポストに手を入れられる穴が開いているので

ここから手でナットプレートにアクセスして押さえられるが、リアに関しては内張を外さなければ

ナットプレートにアクセスすることができない。 内張を外すのってめんどくさい。。。

そして、ふと楽にできる方法を思いついたので、このやり方で紹介する。

   
 
交換作業

  
   交換作業前に、特に閉まり具合に問題が無いなら、現在のストライカーの位置をマーカーなどでマーキングしておくことをお勧めする。

ガムテープなどで樹脂製スペーサーをがっちり固定してから作業してもよいかもしれない。

ボルト頭は トルクス  サイズはT30

「楽にできる方法を思いついた」 などと偉そうに書いたが、誰でも思いつく簡単な方法。
 

 
 

1.下のボルトを外す。

2.上のボルトをストライカー金具が動く程度に緩める。

3.ストライカー回転させて金具をずらす。

4.下のボルトを元にもどして、樹脂製のスペーサーを軽く固定する程度に締める。

5.上のボルトを外し、新しいストライカーの上だけボルトを通し仮留めする。

6.下のボルトを外し、ストライカー金具を正規の位置にずらしボルトを仮留める。

7.マーキングした位置にストライカーを合わせボルトを本締めする。

 
 
 
 この方法だと、ボディ内側のナットプレートにアクセスしなくてもよいので、リアの内張を外す手間がなくなる。

上のボルトを先に外すと、ナットプレートがずれやすくなる。ナットプレートの形状と内部のスペースの関係で、

ナットプレートが回転してしまうことはないが、一応上記の手順通り下のボルトを先に外す方が、ナットプレートが

自重によってぶら下がることになり、ナット穴の位置が大幅にずれることはない。 

この手順で、ナットプレートのナット穴の位置がずれてしまうことはなかった。
 

 
ドアのラッチの構造を知る

   
   
   
オープン状態
 
 
半ドア状態
 
 
閉扉状態
 
 
   
ストライカー位置の調整 (フロント助手席側を例に)
    
 閉まり具合が悪いような場合は調整が必要。ボディ側のストライカーの位置で調整する。 

 上下(Y軸)と内外(X軸)の位置を調整して

ボルト締めしては、 また緩めて調整してーのカット&トライとなる。

5回程カット&トライするれば丁度良いところが大抵見つかるので根気よく調整する。

  
  ・ ストライカー上下の調整

 ドアにあるラッチ部分の溝淵に当たらない

真ん中にストライカーがくるように調整し、マーキングしておく。

 

  ・ ストライカー内外の調整

・Aの方向にするほど、ドアはロックされるものの、閉まり具合は悪く、ガタガタとする。

・Bの方向にするほど、 ドアの閉まりはよくなるが、行き過ぎると半ドアで止まるか最悪閉まらない。

左の写真のピンクのがストライカーとして、ラッチの真ん中より少しB側に位置するくらいに調整。

ドアが少し室内側に引っ張られるような位置。いずれにしても微妙な調整具合なので

何度かトライして丁度よいところを見つける。

 
ボディ側
ドア側
  
      
 
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