Maintenance
オイル交換
 
オイルの粘度
 
 数年前、4駆がブームの時には迷ってしまうほどディーゼルエンジン専用オイルの種類があったものだが、

今やディーゼル専用は片隅に追いやられて数少ない種類からチョイスせざるを得なくなった。Workshop Manualのテクニカルデータでエンジンオイルは

「ACEA A1 、B1 、および気候条件に適合する粘度に準拠している5W/30 、5W/40 、5W/50」 と指定されている。

冷間側が5Wで探すとCF-4など高グレードのオイルは殆ど無い。某ショップでのオイル交換時はWAKO10W-40を使用していた。

REEの住む関東近辺ならこの10Wという粘度で全く問題は無いとは思うが、最寄りのLRJに使用オイルを問い合わせたところ

「純正指定のカストロール社のオイルを使用しています。グレードはSL、A1/B1の規格、粘土が5W-30 を使用しています。 」

との回答。 ディーゼル車にSL規格?との疑問は置いといて、取り敢えずLRJではマニュアル通り5Wを守っている様。
 

 人と同じが嫌いなREEは、高グレードの低粘度オイルを調べてみた。

幾つかあったのだが、みんな20リッターのペール缶。

その中でも、アメリカ LSC(LubricatingSpecialtiesCompany)のPOLOと言うブランドのオイル

を0.5リッター単位で量り売りをしてくれる業者を発見。初めて使うオイルでいきなりペール缶ではちと不安。

量り売りは割高だけどこれにしてみた。(現在は量り売りはしていない 2016.10現在)

銘柄は  「POLO SYN-PRO1000 API=CI-4/SL グローバルDHD-1 ACEA=E2/B3/A3-96 SAE粘度= 5W-50 化学合成油」 

CI-4と言うAPI規格は2002年に制定された規格で、CF-4、CG-4、CH-4から各種改善が施され

特にEGR装着車に対応した最新規格(2007年1月現在)である。

ただしCI-4という規格は一部市場で不具合があったとの記事もあり、CI-4+という規格の開発要請中(2007.1現在)との事。

まぁ、一部市場ってことで、問題ないだろうという、楽観主義REEである。
 

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オイル抜き作業

 
 ディフェンダーは地面とのクリアランスが広いのでジャッキアップしなくてもオイル交換が出来る。

クリーパーで潜り込むと下回りのフレームが殆ど鼻先ギリギリだけど車輌下全域で動き回れる。

 
 冬場は特にオイルを抜け易くするため

事前にエンジンをかけオイルを暖めておく。

(と習っている)

夏場はオイルを暖めておくのは

省いても大丈夫。

写真は車両前から覗いた図。

オイルドレンの位置はココ。
 

拡大図↓
 
 ドレンボルトは少し深まった所にあって、

ボルト頭が半分ほどしか出っ張っていない。

メガネレンチ使うとボルトをナメてしまいそう。

某ショップではメガネレンチを使っていたが、

REEはソケット+スピンナハンドルを使用した。

ソケットサイズは17mm。 

スピンナハンドルをグイッと

やってボルトが緩んだらあとは手で外す。 

ボルト頭を押さえつつ

ネジ山から外れるトコまで緩めていく。

ボルトを外すまでオイルは垂れてこない。

ネジ山から外れたら一気に躊躇せず外す!

同時に熱いオイルが排出されるので注意!!
 

 
 今回こんな優れものを使ってみた。

ボルトを手で緩めて外すまでの行程で使用する。

ボルトを外すときにオイルが手にかからない。

ボルト頭径13mmから22mmまでのサイズがある。

300円。

 
ドレンボルト&ドレンパッキン
 
 上の便利グッズを使うと、

この様にドレンボルトを挟み込み

同時に輪っかの部分でオイルがかかるのを防いでくれる。

 ドレンパッキンは

1〜2度位再利用しても大丈夫ではあるが、

毎回新品に交換するのが基本ではある。

こちら純正のパッキン。品番 CDU 1001 L
 

 使用前使用後。一目瞭然。

使用後は見た目それほど痛んでない。

結構ショップでも再利用する所は多い。
 

   
 ドレンボルトはパーツクリーナーで

綺麗にしておきましょう。

 サイズは実測で

外径24.4mm、内径16.7mm、厚み2.2mm 
 

  
 オイルが抜けきったら、ドレン孔周辺をウエスで清掃してから新品ドレンパッキンと共にドレンボルトを装着する。

Workshop Manualの指定締め付けトルクは23Nm。意外に締め付けない。

ドレンボルト装着完了でドレン周辺にパーツクリーナーをたっぷりかけて、すぐウエスでふき取り清掃しておく。

後々オイル漏れなどを確認し易くするため。

 
  
オイルフィルターを交換する場合はここでする。  交換の無い場合は次の項目へ
 
 
オイルフィルター交換はこちら→ オイルフィルター交換
 
 
 Manualにあるオイルの指定量は7.2リッター

オイルフィルターを交換したら1リッター追加

これは目安の容量。

レベルゲージで確認しながら入れる。

オイルジョッキに小分けにして。。
 

 
 注ぎ込む。

写真はアコースティックカバーを外した状態だが

カバーを付けたままでOK。

ちなみに写真の黄色いつまみがレベルゲージ。
 

 
 約指定量入れたら、オイルキャップを閉め、

エンジンを一度かける。

1〜2分後エンジンを止めて

5分ほど待ってから

レベルゲージで量を確かめる

指定量7.2とかは目安。

ちょっと多く入れ過ぎちゃった。
 

 
廃油処理
 
 廃油処理は法令により義務づけられています。

ショップやGSに引き取って貰うのが一番だが、

我々ユーザーにとって便利なのがこの廃油パック。
 

 7.2リッター〜8.2リッターの

廃油になるので個じゃ足りない。

2個に分けて処理する。

吸い取りが悪い場合は下の方から処理材を

ほっくり返すとよい。

そして可燃ゴミとして処理。
 

 実は今回走行3000kmにも

満たないでのオイル交換。

2300kmくらいですでにこんなに真っ黒。

ディフェンダーオーナーのサイトで 

「意外に汚れていない」

との記事を目にするが、うちのは変なの?
 

 
上記はTd5の例。300Tdi等ではドレンの位置が異なる。

最後に必ずオイル漏れが無いか確認!走行後にももう一度オイル漏れが無いか確認!

これでオイル交換作業は終了。
 

 
 今回のオイル

「POLO SYN-PRO1000 API=CI-4/SL グローバルDHD-1 ACEA=E2/B3/A3-96 SAE粘度= 5W-50 化学合成油」 

写真の様なボトルに小分けされて送られてきた。

 インプレッション

テストドライバーではないし、評論家でもないので気の利いたコメントは出来ないがちょっとだけ印象をコメント。 

エンジンの音色が少し変化したが静かになったという感覚は薄い。

それでも振動は少なくなり、発進時の重たさが軽減された気がする。 中速域の加速の感覚がとても心地良くなった気もする。
 

 
  この記事を参考にした事による、如何なる事故や損害など当方では一切責任を負いかねます。自己責任でお願いします。 
 
  
 
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