このサイトは主に ランドローバー・ディフェンダー110(2005年Td5)のメインテナンスや改良などの情報サイトです

silver line
エンジンルーム整備が楽になる
ロングボンネットステー(調整可)製作

  

  

silver line

 この記事は2005年式のTd5ディフェンダーで行ったものです。同じディフェンダーでも、年式や形式、同じ年式でも微妙に仕様が違ったり
使用している部品番号が違ったり、新しい部品番号に変わっていたりしますのでご注意ください。

silver line
ボンネット

 ディフェンダーのエンジン整備で手前側の作業には純正のボンネットステーで十分だが
クラッチマスターシリンダーやクーラントのエクスパンションタンク辺りの作業となると
このボンネットの開き具合だとどうしてもやりにくい作業が発生する。
例えば、クラッチマスターシリンダー交換や、クラッチフルードの補充。クーラント補充など。
ボンネットステーを長いものにすることで、ボンネットの開口が広くなりエンジン整備がし易くなる。
強度もしっかり、風が吹いてボンネットが煽られても外れることがない、
不用意にステーにぶつかっても外れない、なるべく安価に。 そんなステーを作ってみた。

silver line
G-Fun
G-Fun
    
G-Fun

「G-Fun」 という、アルミフレームを各種コネクタで連結させ様々な物を組み立てられるシステム。
4mmの六角レンチで相当ガッチリと固定される。   DCMブランドで扱っている。
フレームは直径19mm、28mm、43mmのシリーズがあり、19mmのSシリーズをチョイス。



G-Fun

フレーム
SGF-0042(1000mm)
SGF-0043( 600mm)
\264+\159=\423

G-Fun

ダブルコネクタS
SGF-0049(☓2)
\195+\195=\390
 

G-Fun

フットコネクタS
SGF-0055(☓2)
\217+\217=\434
 

G-Fun

インナーキャップS
SGF-0065(☓2)
\95+\95=\190
 

G-Funシリーズだけの総額で 税込み(10%) ¥1437


その他自宅の工具入れにあったもの
G-Fun

M6ボルト。頭の径はΦ13mm。
 

   
G-Fun

ボンネットへの傷防止の為
ボルト頭に貼るゴム足(Φ10mm)

   
G-Fun

M6ループ金具
 

全部新規購入したとして、総額で ¥1600~¥1700 程か。 

silver line
仕様
G-Fun
   G-Fun
   G-Fun

 ボンネット側は純正のステーを引っ掛けるL字の穴に、13mmのボルト頭を少し斜めにしつつ挿入。 直ぐに抜けない絶妙な径。 下側は純正のステーのフック状になった部分にリングを挿入。リングはガッチリ締め込まず手で回転できる程度締め込んでおくとよい。

silver line
開口の広さ比較 (開口幅はラジエータ先端からボンネット先端までの距離)

純正ステー 約780mm

G-Fun

純正ステーの長さ 約780mm
開口角度 約43°
開口幅 約830mm

G-Funステー 約1300mm

G-Fun

G-Funステーの長さ 約1300mm
開口角度 約75°
開口幅 約1400mm

G-Funステー 約1400mm

G-Fun

G-Funステーの長さ 約1400mm
開口角度 約82°
開口幅 約1530mm

 G-Funステーの長さを1400mm、開口1530mmで格段に作業しやすくなる。 何より閉鎖感がなく気分が良い。
もう少し伸ばしてボンネットの角度を90°もしくはそれ以上にすることも可能ではある。
敢えてステーに肘が当たる事を想定して軽く衝撃を加えてみても外れてしまう様なことはない。
急な突風でもステイが外れてしまうことはなくボンネットが不意に閉じてしまうこともない。 
車いじりは、安全第一! 作業効率第二! で楽しみたい。