ディフェンダーのエンジン整備で手前側の作業には純正のボンネットステーで十分だが
クラッチマスターシリンダーやクーラントのエクスパンションタンク辺りの作業となると
このボンネットの開き具合だとどうしてもやりにくい作業が発生する。
例えば、クラッチマスターシリンダー交換や、クラッチフルードの補充。クーラント補充など。
ボンネットステーを長いものにすることで、ボンネットの開口が広くなりエンジン整備がし易くなる。
強度もしっかり、風が吹いてボンネットが煽られても外れることがない、
不用意にステーにぶつかっても外れない、なるべく安価に。 そんなステーを作ってみた。
「G-Fun」 という、アルミフレームを各種コネクタで連結させ様々な物を組み立てられるシステム。
4mmの六角レンチで相当ガッチリと固定される。 DCMブランドで扱っている。
フレームは直径19mm、28mm、43mmのシリーズがあり、19mmのSシリーズをチョイス。
フレーム
SGF-0042(1000mm)
SGF-0043( 600mm)
\264+\159=\423
ダブルコネクタS
SGF-0049(☓2)
\195+\195=\390
フットコネクタS
SGF-0055(☓2)
\217+\217=\434
インナーキャップS
SGF-0065(☓2)
\95+\95=\190
G-Funシリーズだけの総額で 税込み(10%) ¥1437
M6ボルト。頭の径はΦ13mm。
ボンネットへの傷防止の為
ボルト頭に貼るゴム足(Φ10mm)
M6ループ金具
全部新規購入したとして、総額で ¥1600~¥1700 程か。
ボンネット側は純正のステーを引っ掛けるL字の穴に、13mmのボルト頭を少し斜めにしつつ挿入。 直ぐに抜けない絶妙な径。 下側は純正のステーのフック状になった部分にリングを挿入。リングはガッチリ締め込まず手で回転できる程度締め込んでおくとよい。
純正ステー 約780mm
純正ステーの長さ 約780mm
開口角度 約43°
開口幅 約830mm
G-Funステー 約1300mm
G-Funステーの長さ 約1300mm
開口角度 約75°
開口幅 約1400mm
G-Funステー 約1400mm
G-Funステーの長さ 約1400mm
開口角度 約82°
開口幅 約1530mm
G-Funステーの長さを1400mm、開口1530mmで格段に作業しやすくなる。 何より閉鎖感がなく気分が良い。
もう少し伸ばしてボンネットの角度を90°もしくはそれ以上にすることも可能ではある。
敢えてステーに肘が当たる事を想定して軽く衝撃を加えてみても外れてしまう様なことはない。
急な突風でもステイが外れてしまうことはなくボンネットが不意に閉じてしまうこともない。
車いじりは、安全第一! 作業効率第二! で楽しみたい。
このサイトは主に ランドローバー・ディフェンダー110(2005年Td5)のメインテナンスや改良などの情報サイトです