純正のオイルフィルターの品番は LPX 100590
非純正では知っている限り
SAKURA、BRITPART、BEARMACH、ALLMAKES、BOSCH
COOPERS、MANN、MÜLLER、HENGST
など多数のメーカーが互換品を出している。
当然ではありますが この作業は
エンジンオイルを抜き取った後にする。
オイルフィルターの位置はココ。
いかにも素人は触るな的な
外しにくい場所にある。
Workshop Manualでは
色んなパーツを外して作業するように
指示されているが
何も外さないでも作業はできる。
写真はアコースティックカバーと
ブリーザーホースが外してあるが
別作業で外しただけなので気にしないで。
フィルターは
ターボチャージャーの裏側にあって
エキパイも右側にあるので、火傷に注意。
オイルフォルターレンチ
上記の様に非常に取り外しにくい位置にあるので
フィルターレンチを選ぶ。最強はコレ。
ただし、このレンチはフィルターを選ぶ。
フィルター頭に溝があるフィルターのみ使用可。
LR純正、SAKURA、BRITPART、BEARMACH
ALLMAKES、COOPERSなどに使用できる。
その他のBOSCH 、MANN、MÜLLER、HENGST
等の場合は下のようなレンチを使用する。
ちなみにフィルターの頭経は約76mm。
こんな具合に
振れる角度がちょっとしかないので、
少し回し少し回しを数回。
あとは手で回して外す。
外すときの方向は矢印の方向。
下向きについていると、どっちに回したらよいか
判らなくなるのはREEだけか?
下向きに付いている オイルフィルターは、
「中身のオイルがこぼれなくていいや!」と
思っていたら甘かった。そのまま下向きの状態で
抜き取りたいのだがどうしても
周囲のスペースの関係で
フィルターを斜めにしないと抜き取れない。
結局どうしてもこぼれてしまう。
フィルターの下辺りにオイル受けを置くのと、
近くにウエスを用意しておいた方がよい。
フィルターが外せたら接合面を清掃する。
こぼれたオイルもこの段階でウエスで
拭き取っておく。後で拭くより
フィルターの無い状態の方が拭きやすい。
新品のオイルフィルターのゴムリング部分に
これから入れる新しいエンジンオイルを
一周塗りつける。
締め込んだ時、接合面でゴムが
歪んだりするのを防ぐのと、
締め付けをスムーズにするため。
取り付ける時は両手が使いたくなる。
片手でネジ山に対して垂直に保ち
もう片手でオイルフィルターを回す。
写真の様にエキパイを
挟んで左右から手を入れるとやり易い。
さて、オイルフィルターの締め付け具合だが
コレは色々な説(?) ある。
「手で締めるだけで充分」と言う人もいれば
「手で締めてから工具でガッツリ締める」
と言う人など様々。
Workshop Manualでは
「手締めしてから更に180°締める」
とされているが、純正オイルフィルターには270°
と記されている。どっちだよ!
REEの場合はいつも手締めしてから、
レンチで90°から120°くらい増し締めする。
アバウトだけど要は漏れなきゃ良いのだ。
未だこの締め加減で
オイル漏れなどのトラブルは経験していない。
Workshop Manua通りにやるのが
まぁ一番安全だろうか。
オイルフィルターの交換が終了したら、
後々オイル漏れを確認し易くするためにフィルター周辺にパーツクリーナーをたっぷり吹き付けてすぐにウエスでふき取り清掃する。
古いオイルフィルターの中にはオイルが入っています。一晩くらい逆さまにしないと抜けきれません。
廃油処理は法令により義務づけられています。必ず廃油パックなどを利用して確実に処理しましょう。
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