この記事は2009年5月の記事です
2009年3月20日もしくは28日から始まったETC休日特別割引。
何処まで走っても上限1000円。ゴールデンウィークはそれはそれは混雑した。
ゴールデンウィークはすべて仕事だったのもあり、そんな波に乗りきれず、遅ればせながらETC車載機を導入することに。
しかし、この割引制度で一気に車載機が普及して何処に行っても品切れ状態。ネットショップでも全く入手不可能。
でも、ネットオークションの世界では新品が潤沢に流通していて金額的にもそれほど割高ってこともなくすんなりと入手した。
希望はカロッツェリアナビとの連動。カロッツェリア純正の車載機ND-ETC5は馬鹿みたいに高い。
実はカロッツェリア純正の車載機ND-ETC5は、三菱電機EP-407Bと同機種。
そして世には市販の車載機とカロッツェリアナビを連動させられるケーブルが売っている。
EP-407Bを格安で手に入れて連動ケーブルで接続すると、カロナビと連動してくれるのだが
敢えてここは、最新の三菱電機EP-738Bで連動させてみた。
ETC車載機の取り付けは、DIYでやる電装品取り付けの中でも、かなり簡単な部類。ただし、このセットアップの作業だけは自分では出来ない。
聞くところによるとセットアップする機械は35万円位らしいのだが、ちゃんと許可を受けたショップでないと入手は不可能らしい。
で、早速大型カー用品店でネット購入なのでセットアップ作業のみ依頼。 書類を書いていると、来るは来るは、ETC車載機予約のお客様。
在庫は売り切れで無く、予約しにきた客「どのくらい待ちますかねぇ」。 店員の回答にびっくり! 「えーっと、お客様で567番目です。
一ヶ月に200台入荷する予定なんですが、あくまでも予定でして。機種も何が入ってくるかわからない状況なんです」 とのこと。
この状態だと、ネットオークションでももうすぐ無くなりそうな感じ。入手しておいて良かった。
車載機本体はこちら。クーラーユニットの脇。ドアが閉じている時には見えずに一番目立たなくてちょうどいい感じ。
アンテナからの配線と、ナビ本体からの配線と、電源の配線を接続する。 電源の配線は、ACC電源から取る。
ACCは色々なところから取る方法があるが、REEのディフェンダーはACC電源を容易に取れるように配線してあるので
そこから分岐。その他今回ナビシステムと連動をさせるために ナビ本体の裏側にケーブルを挿すので、ダッシュボードバラシも。
ケーブルは全てコルゲートチューブなどで保護する。
DIYだからこそ、車両火災を引き起こさないように安全には最善を尽くす。
ナビ本体の裏側から引いてきた別途購入した連動ケーブル。長すぎでしょ、幾らなんでも。
仕方ないので余った部分は束ねてメーターハウスの裏へ放置。←あれ?最善尽くしてる?
アンテナはフロントウインドウに貼り付けるタイプ。
取扱説明書にはフロントガラスの傾斜角度55°以下と指定されている。
ディフェンダーのフロントウインドウは測ると66~67°。
この場合ダッシュボードに取り付けるコトになりアダプタが必要になると
取扱説明書に記載されてはいるが。。
ネットで調べてみると 「かなりシビアに調節が必要」 という意見と、 「余程変な取り付けをしない限り大丈夫」 という意見と真っ二つ。
大手カー用品店でセットアップしている時に取り付け角度のことを店員に尋ねてみると、こんなコトを言っていた。
「 55°以下でなくても、まず大丈夫ですよ。うちではワンボックスとかトラックとか、ほぼ直立ですけどそのまま窓に取り付けてますよ。
それでも開かなかったってクレームは一度もありません。 メーカーさんは何かあった時の為にシビアに指定してますけどねぇ 」 とのこと。
と言うことで、一時はダッシュボード上も考えてはみたが
フロントウインドウの上部真ん中に取り付ける事にした。 駄目だった時はまた考えればよい。
きっと大丈夫でしょう。 配線は天井をめくり中へ隠して、
運転席側のAピラーの中を通しダッシュボード内経由でETC車載器本体へ。
キーをACCに捻ってみる。本体のLEDがオレンジ色に点灯し、本体からピーピーピーと鳴り 「ETCカードを入れてください」 とアナウンスが流れる。
若干遅れてナビからも 「ETCカードを入れてください」 とアナウンスが流れた。 ナビとの連動もできているようだ。
次にETCカードを挿入してみると本体からピーと鳴り 「カードを確認しました」 とアナウンスが流れる。
ナビからも遅れて「カードを認識しました」と流れた。
この時本体のLEDは緑に点灯し、アンテナに青いLEDが点灯。ナビのハードウェア情報のETCのところがOKとなっている。
早速テストをしに国立府中インターへ向かう。 国立府中インターは確か一番左のレーンがETC/一般の混合レーンだったはず。
混合レーンなら万が一バーが開かなくても係の人が居るから安心~。 !!と思ったら、なんと混合レーンが無くなってた(泣)。
後続車も居るしー、これ結構緊張。 一応ちゃんと20km/hくらいの速度でETCレーンに進入。 ポーンって音がしてちゃんとバーが開いた。
と同時にナビが「料金は600円です」と。 そっか、ここから八王子までは600円区間なんだっけ。 降りるときににはETCゲートを通らないのか。
とりあえず、別のゲートでも確認したかったので、帰りは八王子から乗ることに。 別のゲートでも問題なく通過できた。
大手カー用品店の店員の言うとおり、こんな立ち気味のフロントガラスでもETCゲートは問題なく通過出来た。 以降一度としてトラブルはない。
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