このサイトは主に ランドローバー・ディフェンダー110(2005年Td5)のメインテナンスや改良などの情報サイトです

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リアステップ取り付け
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 この記事は2005年式のTd5ディフェンダーで行ったものです。同じディフェンダーでも、年式や形式、同じ年式でも微妙に仕様が違ったり
使用している部品番号が違ったり、新しい部品番号に変わっていたりしますのでご注意ください。

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リアステップ
  

 最後部対面四人掛けは、軍用車の様だねとよく言われる。
地面からの高さが高いため、リアステップが付いていないと、テールドアからの乗り降りはとても不便。    
ネットオークションで新品未使用のステップを入手したものの、そのままでは付かなかったのだ。。
ちゃんと調べないと。。

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 WorkshopManual には、リアバンパー(?)下のネジタップ切られている穴にM10のボルトで取り付ける様に書いてある。
でも、リアバンパー(?)のその位置にはネジ溝が溶接してある穴は無いし、このリアステップの矢印部分の突起が
当たってしまい、このままでは取り付け不可能。品番違いで落札してしまったのか。
そもそもM10のネジタップは切られてないし。。
ネットでこのパーツの写真を見ると確かにこの突起は無い。このままでは、落札損!

リアステップ
      
リアステップ
  

 黄色い矢印の穴が取り付け位置、幅、共にジャストサイズ。
ただし13~14ミリの穴が開いているだけ。ネジタップは切られていない。
赤い矢印はネジタップが溶接してあるが、取り付け部の幅的に使えそうに無い。
と言うことで、黄色い矢印の部分の穴を利用することに決定。

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 何はなくともあの突起を切り取らねばならない。
使用工具はエアソー!!サイレンサー付きで何と6mm厚の鉄板まで切れる性能。
エアソーはグラインダーと違い火花が飛ばないし音も静か。
切り取る部分は3mm厚、材質は鉄。

  
エアソー
リアステップ
  

 写真だと判りにくいけど、この手の作業は対象物の固定が重要!
正確な作業の為でもあるが、何より安全な作業が絶対条件。
切断!!サイレンサーのお陰かホント静か。 そして着実に切れていく。
一応切削油を注しながらだが、ちょっとサボると切れが悪くなっていく。

 ちょっと刃を休ませながら3分程で切断。
切断面は取り付けてしまうとバンパー下部にはなるが
一応丁寧にヤスリ掛け。
切断して鉄ムキだしの部分にラッカースプレーを塗布。

エアソー
エアソー
エアソー
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エアソー

 リアバンパーの穴は13~14mm。M10のボルトじゃちょっと心許ない。って事で
M12ボルト、ナット、ワッシャー、スプリングワッシャーで留める事にした。
しかしリアステップのネジを通す穴は10.5mm。リーマーで穴を広げようと試みたが
手作業では明日になっても終わりそうになかった。パワーツールに頼るしかないかぁ。
でも12mmのドリル刃なんて持ってない。。。 で。。。
結局ホームセンターで12mmドリル歯を購入。 きっといつか役に立つ時が来ることを信じ。。。 高かった(泣)

 難所はココ!左側の穴は裏側からもアクセス出来るが、右側の穴は裏側がハメ殺し状態。
写真の穴と右上のちょっと大きめの穴からしかアクセス出来ない。しかも指が微妙に届かないのだ。
ワッシャーとスプリングワッシャーを通したボルトを右の穴からバンパー中にコロンっと転がして
後は指で慎重ボルト先端が穴の辺に行く様に導く。 中でワッシャーが外れたらお終いなので、とても緊張!
先端が穴に来たところで左の穴から指先を添え(ほとんど届いてない)下からボルト先端を引っ張ってー、通った!!!

エアソー
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エアソー
      
エアソー

取り付け完了!ガタつきなし! これでテールドアからのアクセスも楽になった。