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TOOLS
REEの考える初めての工具の揃え方
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まずはある程度の組数のセットを手にい入れる

 これはもっぱらREEの持論ですので、一般論として正しくないかもしれません。
まず、一から工具を揃えようとした時、まずは予算内でできるだけ組数の多い工具セットを手にい入れることをすすめる。
ディーラーなどのメカニックがまず最初にKTCのセットを支給されたりするのと一緒である。もちろんKTCのセットが買えるならそれに越したことはないが
ストレートやアストロプロダクツなどの価格の手頃な工具セットでもよい。amazonなどの怪しいのではなく、ある程度素性のわかるところの物が良い。
品質など見極めるのは難しいが、そこはネットを駆使して調べて、まず最低限の作業ができる様に基本セットを入手してしまう。

mastergrip179
mastergrip179

 REEは今ではコストコで手に入る工具セット「MASTERGRIP」からだった。
コストコではないが、組数179ピースのものが当時はあった。16000円くらいだったかな?
組数は充実、ソケットは面接触、ラチェットはクイックリリース付きで歯数は72枚。
これを基本セットとした。プライベーターにとっての精度や品質もしっかりしていて強度も問題なかった。
使用頻度の高い3/8のラチェットハンドルを買い替えたり、よく使うソケットのコマだけKTCにしたり
足りない工具を買い足したり、20年程経った今でも、このセットを中心として使用している。

不満が出たり必要に迫られて買い揃えていく

 この様にまず、一通りの作業ができる環境を整えて、必要なものを後で買い揃えて行くスタイルをおすすめしたい。
一定の組数のセットを使用していると少なからず不満が出てきたり、「あの工具があったらもっと楽に作業できるのに」とか
「どう工夫しても、あの工具が無いとこの作業は無理だ」など必ず出てくる。そういった時に追加で揃えていく。
出番の多い1軍ツールは少し頑張っていいモノにしたり、2軍ツールなら別に安価なものでもよいかな。とか。
自分の整備スキルが上がるにつれ必要な工具もわかってくるし、この揃え方が合理的であり経済的で健全と思う。
整備スキルが上がった頃には、安価な基本ツールをベースに、1軍のツールたちはちょっといいモノになってる。

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