ディフェンダーのリバースランプは暗い?言われてみれば暗いかもしれないけど、REE的にはまあ十分の明るさな気がする。
しかし、車両左側にしかないので照らされる範囲としてはちょっと不満が無いわけではない。
大昔、別の車に付けていたIPFのバックアップランプを引っ張り出してきて取り付ける事にした。
リレーもスイッチも取り説もあったが、スイッチ側のワイヤー類が一部紛失していたのでこちらは自作。
IPF 816 BACK
LAMP
リバースランプ連動/単独点灯も切替できる専用補助灯。
バック専用の台形ビームパターン。 H3-12v55w
15年ほど前に使っていたもの。今でも現行品として販売されている。
取り説に書いてある回路図(?)は、ほぼ参考にならない。15年も前の事でよく覚えて無いが当時よく取り付け出来たなぁと思う。
その時もきっとテスターで一つずつ当たって調べたのでしょう。 結果、左下の様な回路。回路図をクリックすると拡大する。
審査事務規程では
「後退灯は、変速装置(被牽引自動車にあっては、その牽引自動車の変速装置)を
後退の位置に操作しており、かつ、原動機の操作装置が始動の位置にあるときにのみ点灯する構造」
と有る。
つまり、キーがONの状態以外の時にギアをRに入れた時に、後退灯が点灯してはいけない。
なので×印は、強制的に点灯させる位置なので未配線にしばければならない。
リレーのトリガー電源は、元々上記の規定に適合している既設のバックランプ配線から取っているので
キーがONの状態でないとリレーは動作しない。
ボディに穴をあけて高い位置に付けるかなど色々考えたが、取り付け位置に関して
審査事務規程では
「後退灯の取り付け位置は、その照明部の上縁の高さが地上1200mm以下、下縁の高さが250mm以上」
となっているので、リアバンパー(正確にはバンパーではない)の沢山ある穴のどれかにする事に決定。
車両のリバースランプとは逆の右側に取り付ける事にして、位置はココ。
ただ、このバンパーは箱形の構造になっているため
付属のボルトのままではナットが留められない。
貫通出来る構造になっているが、貫通させると長さが足りない。
ホームセンターで適当なボルトを調達してきた。
ボルト頭の厚みが厚くてそのままでは使えず、
ステンレス用のヤスリで削ったが硬いステンレスの為に
思うように削れず、0.5mm程度削ったところで気が遠くなってきて断念。
思案した結果ボルト取り付け本体側を削った(下写真)。
取り付け位置近くの穴からバンパー裏を通し、室内へ引き込む。
内側へは既設のリアフォグの配線グロメットを通すつもりだったが
キツキツで配線通し用の工具さえ入らず脇に穴をあけて
手持ちのグロメットを装着
外側からの配線を内側へ引込む
アースは、リアパネルにあるボルトに接続
配線はサイドウインドウの上側を通して、Bピラーから床へ落とし、そこからセンターコンソールへ引き回す
車両のリバースランプから信号を取る。
リバースランプの配線へは
外側からしかアクセス出来ない。
リバースランプを留めているネジ2本を外す。
白いラインから分岐して室内へ。
こちらにも穴をあけグロメットを活用。
ここから車両左側のサイドウインドウ上を通し
最終的にはオーディオパネル裏まで配線。
配線の長さは6m必要でした。
キットの配線をそのまま使用するのでスイッチを取り付ける。
取り付け位置はココ。
正規輸入車ではヘッドライトレベルのスイッチが付くところ。
基本的には触れないスイッチだけど、折角ある穴を利用する事に。
運転席側の後が特に照らされるのでとてもGOOD!大昔の色んなカーグッズが倉庫で眠っているが今回バックアップランプが15年の眠りから覚めた。
いつも思うがディフェンダーって車は見た目は様々な配線等にアクセスし易そうに見えるが、以外に手こずり思わぬ時間がかかってしまう。
今回は昼過ぎから初めて作業が終わるまでに暗くなってしまった。
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