このサイトは主に ランドローバー・ディフェンダー110(2005年Td5)のメインテナンスや改良などの情報サイトです

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ステアリング交換 momo SPEED
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 この記事は2005年式のTd5ディフェンダーで行ったものです。同じディフェンダーでも、年式や形式、同じ年式でも微妙に仕様が違ったり
使用している部品番号が違ったり、新しい部品番号に変わっていたりしますのでご注意ください。

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-momo SPEED-

 数あるステアリングで、以前ウッドとレザーのコンビのステアリング(momo REGAL)を使用していた事があるが
どうも、REEとしては手に当たるステアリングやシフトノブなどはレザーや柔らかめの樹脂が好みでウッドの硬さは手に馴染まなかった。

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momo

 ディフェンダーのステアリング径は380mm。結構デカイ!ディフェンダーには似合っているしトラッキーな感じでそれはそれでいいのだが
ステアリングを操作している時に時々肘がドアに当たってしまう。360mm程度のステアリングに交換することにした。
 以前からmomoのファンであり今回チョイスしたステアリングももちろんmomo。「SPEED」と言う4本スポーク全レザー、赤いステッチ、365mm。
REEのこだわりとしてmomoの4本スポークが好みなのだが、残念なことに現在momoのラインナップに4本スポークは無い。
この「SPEED」やウッドレザーのコンビのものが最後の4本スポークで、当時はギリギリで新品を入手出来た。(現在もどこかに新品在庫があるのだろうか)
momoのレザーは手触りがよく、程良い太さと絶妙なグリップ力で運転してると気分はアガルアガル。
ディフェンダーはホーンボタンがステアリングではなくコラムの左側ウインカーレバーの先端に付いているのでこのホーンボタンは飾りになる。

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  ステアリングボスは国産車用の物から流用出来る物を見つけ、それを使用している。
この国産車用流用ボスに付いてはこちらへ→「ステアリングボス流用可能品 国産車用から発見」

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-ステアリングの大きさと流用ボス使用のステアリング位置-
純正ステアリング

 純正のステアリング。
380mmのステアリングはやはりデカイ!
ステアリングの横表面に
製造加工の筋がある。
工業技術のせいか、コスト削減が
ここに現れているのか定かではないが
意外に手に触れると気になるものだ。
シフトノブも同じく製造時の筋がある。
 

   
momo

 momo SPEED。
365mmは380mmと比較すると
ここまで小さく見えるのか。
純正ステアリングと比較すると
太さも全然違うのがよくわかる。
流用ボスはディフェンダー専用のボスと
同じく20mm~30mm体側に来てしまう。
ウインカーレバーやワイパーレバーの
位置がステアリングから遠くなる。

   
メーター視認性

 メーターパネルの視認性は
手前側にステアリングが 位置しているのが原因か
REEの身長だと、この写真より実際は下側が若干隠れる
スピードメーターの0kmが隠れるくらい。
各種アラームを表示するパネルも
若干隠れてしまう場所があるが実用上は問題ない。 


 

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-ステアリングボス 総評-

 流用した国産車用ステアリングボスはステアリング位置が手前にくる以外全く問題はない。
ディフェンダー専用として販売されている物も30mmほど手前になるので、使い勝手としてはそれと比べてそう変わらないだろう。
ウインカーのリターンもしっかりと機能している。国産車用なので安価に手軽に手に入ると言うメリットがあるが、
スバル・アルシオーネ用のボスは既に製造されていないし、すでに入手は困難かもしれない。

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-ステアリング 総評-

 さすが momo。 革の質感の高さ、作りも丁寧でステアリングの定番にふさわしい。握り具合もグリップもこの上なく心地良い。
滑ることもなくかといってつっかかる事もない。内側に赤いステッチが露出しているが、これが適度な滑り止めに一役買っている。
ただのデザインだけではなく、安全と快適への機能を有している。
ステアリング位置が30mm手前にきてしまった。ウインカーやワイパーのレバーを操作するのに、ステアリングを握った状態のままとはいかず
若干の不便を感じるのは否めない。操作自体はステアリング径が小径になった分少し重めになるが、取り回しそのものは思ったほど違和感を感じない。
REEの体型が小柄故かもしれないが。 しかし正直なところステアリングの位置は純正に近い方がよりいい印象ではある。